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※お知らせ 2017/06/04
いつも足を運んで頂きありがとうございます。


↑本州最東端、に到達しました。下の記事ですが、PRまでに。


↑特設ページ、になります。
不定期で更新します。本当に不定期ですが…
何卒ご理解をよろしくお願い致しますm(_ _)m


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↑是非…是非…><!



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本州東断記 2017/06/4


お久しぶりです、以介です。

2017/6/2 夜〜 ですかね。本州最東端への旅をしてきました!
こういう奇行は食パン持って千葉に行った時以来なので、実に7年振り?
随分いろいろありました。私は元気です。32歳です。







今旅のルート。
最東端は『岩手県のトドが崎』という所になるので、このように動きます。
過去の栄光と比べると全然小規模ですが、今の僕にはこれが限界なの…。









猫ウィズちゃんを連れて行きますよ!
(ぬいぐるみの名前です)









設置完了w

見ての通りなのですが、今回の旅は『バイク移動』になります。大人の事情で。
本当は車でのんびり行きたいのですが、今の僕にはこれが限界なの…。


ざっくりと車とバイクを比較すると、『走る』という事以外は全く別物になります。
比べた時のメリット・デメリットは以下の通り。


【バイクのメリット】
・細い道に滅法強い(車が擦れ違えないような林道でも大丈夫!)
・エンジン切るといきなり歩行者になれる(すぐ停まれる、緊急回避が容易)
・ランニングコストが低い(リッター25kmぐらい走ります!)
・ちょっと楽しい

【バイクのデメリット】
・寒い
・雨風が凌げない
・そんなにスピードが出せない(上記理由のため)
・荷物がほとんど積めない
・車内で横になる が不可
・写真撮ったりするのが困難
・全体的な疲労 慢性的に体力を奪われる



……などなど、圧倒的にデメリットが大きいです(泣)
特に風。吹き降ろしとかあると、60キロ走行ですら怪しくなります。
あと…いやデメリット全部きついのですが、寝れないのは大きい……


ぐだぐだ言ってても仕方ないですね。これしか無いんだからw
6/2(金)18:30 時間もないし出発しますよー!









初日は行けるだけ行くのみなので、これといった楽しみはなし。
松島についたの夜10時ぐらいだったかな?猫君の存在感が大きい。

実際ここら辺までは仕事でよく来てるので、ほんと大した思い出もなく。
しいて言えば、冬用のジャケットとか着ててさ、『ちょっと厚着しすぎ?』と思っていたのですが、
全然そんな事なく。耐えられるギリギリの線って感じで、むしろ寒いぐらいでした。







突き進むこと数時間。深夜2時頃。
よく覚えていないのですが、宮城と岩手の県境付近だったと思います。
燃料もないし、ガソスタもやってないし、山奥だし、寒いし。
そんな所に颯爽と現れた漫画喫茶でした。すげー怪しいけど宿泊で…w









翌朝9時。出発です。
というか昨夜、漫喫と銭湯見つかって良かったなー…。









暗くてよく分かりませんでしたが、周囲を見渡すとこんな所でした。
漫画喫茶・銭湯に加え、パチンコ屋・スナック・ショークラブ・パブ等が軒を連ねる山奥の商用施設。
店員さんも怪しい感じだったし、、、なんかちょっと危険な所だった?

いや漫喫泊まって温泉入るだけなら普通なんでしょうけど、
ほんの少しだけ社会の闇を感じる場所でした(笑)

ではでは、前進しますよ!
(あっさりしててすみません、写真あんま撮れてないのです)









初日に無理して距離を稼いでいたお陰で、以後走ること4時間。

最 東 端 まであと3.8km地点に到着!!


……ん?









看板をそのまま書き写します。


とどが崎灯台へ向かう自然歩道は、バイク・自転車での乗り入れはできません。
ご協力をお願い致します。宮古市

熊注意!
この場所では熊の目撃情報があります。
鈴やラジオなど音の出るものを携帯し、ご注意願います。宮古市



調べて行ったので知ってはいた。知ってはいたのですが、実物を見て唖然。
これほどまでに林道だとは……もはや登山じゃねぇか……w

十数時間のバイクに加え、片道3.8kmの登山です。
ここに水泳があったら完全にトライアスロンですね。

いま午後1時。
3.8kmの登山……1時間ちょいぐらい?
戻ってくる頃は午後4時程度ですね。時間配分は成功です。
それにここまで来たらねぇ。ではでは、愚痴ってないで行きますかね…w









山道をひたすら歩く。
私、登山経験・廃道経験などがそこそこあるので、そんなに抵抗はありません。
熊はちょっと怖いが、そういう気配もないし(足跡とか木とか)大丈夫かな。

しっかし、運動不足の身体にこれはなかなかキツい…w









道中。木々はぶっ倒れ、橋は腐っております(笑)
本気でサバイバルです。もっと重装備でも良かったかも…なんかあったら対処できないぞ。









歩くこと1時間弱。
異様な静けさと共に、視界がひらけてきた。
いよいよ…いよいよですね!









最 東 端 到 達 ! !









彼は最も東にいる猫のぬいぐるみになった。

いやーー、こういうの久しぶりだからかもですが、大変だったーーー!!









勝利の雄叫びをあげる僕。(セルフタイマー)









さてさて。

インターネットで写真を見てはいましたが、実際はこんな場所。
塀に囲まれ、灯台があり、見晴台があり、最東端の碑石があり。
周囲は草原と岩肌。崖になっており、海からは凄く高い位置。

なんにもないけど物凄く静かで、自然の音以外はありません。
こういうのって実際に行ってみないと分からないんですよね。









鉄看板。この規模。わくわくします。

この空気、多分好きな人は物凄く好きだし、そうじゃない人は全く興味がないと思いますw









見晴台に思い出ノートなるものを発見。









数年分のノートが置いてあり、沢山の足跡がありました。
いろいろ突っ込み所のある書き置きだらけです
友達が失恋したので、その人と来ました。(←え?www

同じような人いっぱいいるんだなー という仲間意識とか、
こんな僻地でも確かに人はいるんだな という妙な感動。
どこの誰かもしらない人達ですが、なんか共有できたような気分。凄く嬉しいですこういうの。

後生に残すため、僕も書き込む。本名でw









クールな猫さんと共にする、最東端満喫の旅でありました。
ご拝聴ありがとうございました。



最後ね、見晴台で黄昏れていると、後ろから旅人であろうおじさんが到着。
もちろん見ず知らずの人ですが、いろいろと話しをしました。
お互い名前すら名乗らずに。どこに行ったーだのどこが良かったーだの…w


こんな所で出会う人は、決まって変わってる人ですねw
こんなの自己満足以外の何でもないよねw
分かる人には分かるが、分からない人には全く分からない世界。
自分の足で行ってみたい、自分の目で見てみたい。ただそれだけ。
達成感というか。生きてるうちにこういうの沢山経験したいなーと。



ではでは、いつかまた、どこかの僻地で( ´▽`)ノ マタネー
















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