最近すっかり暑くなってきましたね。
30度を越える日々も多くなり、真夏も本番です。
夏といえば皆様は何を連想しますか？

そう、海です！
夏だ！海だ！海水浴だ！
普段仕事で遊ぶ暇なんて全然ないですからねー。
たまにはビーチでおもいっきり羽根を伸ばすとしましょう！

海･･･いい響きですねー。
波際で女の子と水かけあって遊んでみたりとかしてさ、
仲良くキャピキャピしながら遊ぶわけですよ！
で、そのままいい感じの仲になっちゃったりしてさ。
うわー、物凄く楽しそうですねー(*´∀｀*)
ちなみにメンバーは俺、自衛隊、銀行員、工場員の４人です。


朝10時にコンビニに集合。
僕は時間通りに行きましたが、みんな集まったのは11時半。
1時間半も待たされましたよ。
ったく、みんな何考えてるんですかね。

一番最後に来たのは自衛隊。
なぜかいきなり海パンでコンビニに来ました。
ったく、こいつ何考えてるんですかね。

まぁいいや、ようやくみんな集まった。
では行こうぜ！海へレッツゴー！！












見事な曇り空。
僕の心を映し出したような曇り空。
気のせいか霧雨も降っています。

でもまぁ、なかなか壮大でいいですね！
海に来るのなんてほんっと久しぶりですよ。
ましてや海水浴なんて、中学校ぐらいの家族旅行が最後です。

やっぱり開放感がありますねー。
普段おとなしい女の子がはしゃぐのも頷けますね。
目をキラキラさせながら、一緒に砂浜を走り回ったりしてさ。
で、お互いの距離が縮まって、そのままいい感じの仲になっちゃったりしてさ。
うわー、物凄く楽しそうですねー(*´∀｀*)
ちなみにメンバーは俺、自衛隊、銀行員、工場員の４人です。


いつも決まったメンバーですね。
が、実は今回はゲストがいるわけですよ。
海といえばこの人！


















エビちゃん。
僕が2000円で買った恋人です。
周りの人達は可愛いイルカとかクジラとか持ってるのに、
俺等は気持ち悪い水玉模様のエビ。
なんか早くも負けた気分です。

文句いいながらふくらまし、いざ海水浴へ！
すげー冷たいです！すげー波が強いです！
この日は天気も悪く、台風の影響か海は大荒れ。
お世辞にも海水浴日和とは言えない環境でした。

が、本当に久しぶりの海水浴。狂ったように遊びます。
エビを投げたり、エビに乗ったり、エビを蹴ったり。
いい歳した大人４人が、エビで夢中になって遊んでおります。
彼女できないのも頷けますね！




そんなこんなで、ダメな大人が狂喜乱舞。
以下、会話の一部始終です。

『あー、エビ流されちまったーｗｗｗ』
『いいよいいよ、エビなんか死んでしまえｗｗｗ』
『それにしても波強いなｗｗｗ吸い込まれるｗｗｗ』
『うわｗｗｗ足つかないｗｗｗ深いｗｗｗ』
『げほっｗｗ水飲んだｗｗげほげほっｗｗｗ』
『砂浜に戻ろうぜｗｗｗうわｗ波だｗ吸い込まれるｗｗｗ戻れないｗｗｗ』


･･･あれ、これヤバくないか･･･？


『げほっ･･･水飲んだ！足付かない！』
『ダメだ、吸い寄せられる、全然進まない』
『はっ、はぁっ、やべっ、戻れないぞっ』



マジで溺れています。


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・水かぶって息ができない　→　体力を失う
・足が付かない　→　絶対が無い
・泳いでも波に寄せられて戻れない　→　無力感


この３つの条件が整うと、本当に不安になります。背筋が凍る。
『絶対に死なない』という保険が崩れた、とでも言いますか。
ちょうど波が崩れるポイントだったため、何度も頭から水をかぶる始末。
足も付かないので、浮いてるだけで本当に必死。息もどんどんあがる。

僕と銀行員は比較的抜けやすいポイントにいたため、
パニックになりつつも、おもいっきり岸に向かって泳ぐ。
全力で泳ぎ、足ガクガクになりながらも、かろうじて足が付くポイントへ到着。

で、ホッとしながら後ろを振り向く。
ヤバいのは工場員。完全にもがいている状態。
自衛隊が頑張って工場員を持ち上げたりしている。
波かぶって相当水を飲んでおり、呼吸も大荒れ。
自衛隊もいつまで持つか分からないような感じ。

さっきまで自分もそこに居たわけです。
正直、もうあのポイントには行きたくないです。
が、人間、そういう時って自然に動けるものなんですね。
何も考えず、突発的に工場員の救助へ。

行ったはいいが、どうにかなるわけでもなし。
とりあえず工場員を上に持ち上げ、息をさせる事に専念する。
徐々に自分も苦しくなってきます。というか全員相当ヤバい。

『あぁ、これはダメかもしんないな』ってのと、
『えっ、嘘、冗談だろこれ？』ってのが脳裏をよぎります。
（多分実際に溺れた事ある人しか分からないっすｗ）


４人全員で溺れている所に、一隻のゴムボートが到達。
救助船とかではなく、ただのゴムボート。
すでに大人が４人掴まっています。
どうやらこの人達も同じような状況の様子。
お礼も言わず勝手に掴まって、かろうじて難を逃れました。




後半、笑い事になりませんでしたよ。
ゴムボートが来なかったら全員死亡。
自衛隊が頑張らなかったら工場員が死亡。
確かにちょうど『集まるポイント』のような所ではあったと思われますが、
それでもゴムボートが来なかったらアウトですからね。半分奇跡です。


この日は各地でも水の事故が多発していたようです。
洒落にならないですね。
二度と海水浴はしないかもしれません(苦笑)





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